故宅のご案内

建物は正面6間、側面4間の規模の一重軒の丁字屋根の家であり、大門と母屋、東翼舎、西翼舎が並んでおり、母屋の2間には縁側がついている。全体面積は104㎡で、自然石の基壇の上に建てた角桁3樑架だ。

両班の端雅さや穏やかな性格が感じられる空間であり、夏には涼しい縁側でゆったりとした時間を過ごしたり、表と裏が解放された舍廊房(サランバン)で昼寝を楽しむことができる。

冬には焚口に火を焚いた暖かい床暖房(オンドル)部屋で、思い出話を語ることができる。

星座が刻まれた岩や故宅の周りには散策路があり、歴史体験や思い出作りにうってつけの美しい場所だ。